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ジョグジャからスラゲンへ向かう [スラゲン-sregen-とは?]

ジョグジャ空撮.jpg
10月15日、ジョグジャカルタ(以下ジョグジャ)に初上陸した。
エアアジアの飛行機を降りるやいなやヌルリとした湿気が体にまとわりつき、ここが赤道の近くだということを主張している。
ジョグジャとはインドネシアのジャワ島中南部の都市。日本人にとってあまりなじみのない都市だが、世界遺産のポルブドール遺跡があるといえばピンとくる人もいるのではないだろうか?とはいえ、観光にやってきたわけではなく、仕事でもない。
インドネシアはスマトラ島にバリ島はどちらも何度も行っているがジャワ島ははじめてだ。首都ジャカルタがあるとはいえなかなかどうして縁遠い土地である。
ジョグジャ車窓.jpg
さっそく車に乗り込み、ここから北東部の街スラゲン-SRAGEN-を目指した。なんと移動は4時間・・・どんな街なのか全く知らないのだけど、この街へ招かれたのだから仕方がない・・・いや、しかし遠いぞっ!ここまで来るのに上海を経由し、シンガポールで一泊。エアアジアでジョグジャなのだからいったい何時間移動したのだろうか、さらにまだ車で移動中だ。気がつくとあたりは暗くなり、灯り一つない方向へ車は向かってゆく。おいおい大丈夫か??
sragen夜.jpg
なんとも不思議な旅がはじまった。
この後、ビックリするような光景に出くわすこととなる。
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新機材 必殺のハイハット! [旅の撮影機材を検証する]

ウブドでのロケは気ままなものであった。
誰に指図されるわけでもなく、自分の思うままに動いた。
疲れたらカフェで休憩。暑かったらまたまた休憩。どんな時でもカフェに入り込んでそのひと時を過ごした。この写真はまさにロケ途中での休憩の時のもの。素敵な2Fのカフェでのひと時は格別だった。
とはいえ、一人で機材を全て運んで全てをこなすのはまあまあ、かなり、大変であった。
その原因は機材にほかならない・・・
ロケ休憩中.jpg
今回のウブドの撮影経験によって機材の不備を洗いだし、新しく3つの機材をラインナップに入れることとした。
まずはロケの肝と言っても良い、三脚。
現在使用している三脚よりも一回り小さいManfrottoの三脚を新たに購入。
それが「Manfrotto 190CXPRO4 」。
新三脚jpg.jpg
機動力がほしくてカーボン製の軽いものを選んだのと、4段三脚なので折りたたんだ時の長さが短く、雲台を装着しても60cm以下となり、バッグに入れることも可能となった。
これで航空機の移動でもスーツケースに入れれば荷物1つとして預けることが可能で荷物代の加算がおさえられる。
なによりも軽くて持ち運びが便利なのが一番の魅力か
なにしろ一人ロケというのは機材が軽いに越したことはない。そうでないと南国の暑さでとんでもなく大変なおもいをすることになるからだ。
ゴリラポッド.jpg
お次は愛用しているゴリラポッドの一番高価ででかい「JOBY ゴリラポッド フォーカス」を購入してこれをハイハットとして使用することにした。
ハイハットとはローアングル時に使用する雲台を固定する三脚がわりのもの。
ゴリラポッドの中でも一番でかくて高価なものだ。もう一段小さいものと迷ったが、大型レンズを使用することと、雲台もそこそこ重量があるのでゴツイのを選んだ。
装着すると思った以上に使い勝手が良い。水平やアングルはゴリラポッドをグニャグニャさせれば絶妙な微調整が出来る!これは素晴らしい。パンをすることを考慮すればこれぐらいのガッシリ感は必要だった。これで単焦点レンズのボケ味をいかしながら素敵なアップ系のパンが可能になる。まぁそれなりに高価だけど、このゴリラポッドのハイハット仕様のアイデアが今回のスペシャルだ。
ハイハットとカメラ.jpg
最後の機材はレベリングユニット
レべリングユニットとは三脚と雲台の間に装着して、雲台をクルリンと回転させて簡単に水平を出せるという代物。買ったのは「SLIK レベリングユニット」。
これでかなりの負担が軽減される。ロケの最中にカメラアシスタントもなしで水平をとるのに足を一本一本出したり、たたんだり・・・それがこれで瞬時に自分で出来るわけだ。
これもね、灼熱の南国で一人ロケをするなら必要不可欠。
ただ、まだ使い慣れてないからか、ネジの固定がゆるいとパンしているときに「クルリン」っと固定がはずれてしまう・・・ちょっと練習が必要かな?
レベリングユニット.jpg
しかしあれだな今回購入したほとんどの機材に水準器が付いている・・・
三脚、レベリングユニット、雲台・・・3つもあるぞぉぉ、でもって、カメラ本体にもあるから全部で4つあることになるなぁぁ。まぁ、それで困ることはないから良いけれど・・・
さて、次のロケは何処へ行こうか
3つの水準器.jpg
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ホワイトサンドビーチへ! [バリ島Ubud ショートステイ 2]

バイク主観.jpg
ハーツの運転するバイクに二人乗りをしてビーチへと向かっていた。
1週間前、ハーツに「日曜日にビーチへ行こう」と誘われた。
「ビーチまでどれくらい?」
「1時間かな」
僕は特にビーチに興味がない人間だ。
しかも、とびきりのめんどくさがり屋で1時間の移動時間だなんて・・・
しかしながら最近ハーツは忙しくて毎日朝早くから仕事ばかりしている。
その貴重な休みを割いて誘ってくれていて、その気持ちを考えるとむげに断ることが出来なかった。
途中の山々.jpg
果てしない旅へ出かけたような気分になっていた・・・
30分走ってもいっこうに到着する気配はない。
途中景色の良いところに差し掛かるとバイクを止めて写真撮影タイム。
しかし、遠いぞ・・・なかなか着かない・・・
移動1時間を超えたところだろうか?突然視界が広がった!
ビーチ1.jpg
「青いねぇ・・・うん、青いよぉぉ、ハーツ」
と振り返るとハーツはバイクに乗ったまま。
すると「ここじゃない、バイクに乗れ」と言っている。
え?感じの良いワルンもあるし、ここ、なかなか良いのだが・・・
冷たいものでも飲みたいのだけど、ハーツなりの計画がありそうだし・・・
降りないハーツ.jpg
ビーチサイドのワルン.jpg
「もっと綺麗なビーチなんだ」とハーツ
再びバイクに乗るとなんだか山の中に入ってゆく・・・
おいおい、マジか?
森の中やんけ、どんなビーチやねんっ!
そしてついに行き止まりっぽい雰囲気が・・・
森の中へ.jpg
「ハーツ、大丈夫か?」
「・・・・」
するとバイクを止め、後ろを振り返り
「間違えた・・・」
と、さすがのハーツが困った顔をしている。
そしてどうにかこうにか、色々巡ってたどり着いたようだ。
再び海が見えてきたが、なんだか嫌な予感がしてならない。
万里の長城.jpg
なんだかとてつもなく海が遠い気がする・・・
延々とつづく道・・・万里の長城か?
ハーツはどんどん先へと進んでゆくが、突如あぜ道に、いやこれは道じゃないぞ・・・
「崖じゃねーか、おいおい、待て待て」
「ハーツっ!」
まったく僕の声は届かず、ハーツはひょいひょいと先へ先へと進んでゆく・・・
崖道.jpg
まさか帰りは、ここを戻るんじゃないだろうな?
ハーツは僕の体力や、精神力の脆弱さを知らないんだな・・・
我こそは、リゾート大好き!ビーチ大好き!とは真逆の人間ぞ!
我こそは、ヘタレの代表、ヘタレの王様ぞ!
僕には1時間くらいに感じたが、15分くらい崖を下っただろうか?
やっとビーチへたどり着いた。
ビーチ3.jpg
なるほどね、このビーチを見せたかったんだ、ハーツは。
見たところビーチには数人、ほんとに5,6人くらいしかいない・・・
「ホワイトサンドビーチっていうんだ!」とハーツ。
名前の通り、砂が真っ白だ。
うん、悪くはないな、悪くはないよ。
ビーチ4.jpg
しかし、苦労して来てハーツには言えないが、まったくビーチに興味なし!
木陰に荷を下ろしてしばしまったり時間。
道中に買ったヤシで作った手作り発泡酒を飲まされフラフラに・・・
かなり酔っ払って目がまわって来た。
「海入らないか?」
「入らない・・・」
ハーツは一人で海へ、
僕はぐっすりと眠り込んでしまった。
木陰でのうたた寝は気持ちよく、心地よい風が体全体をやさしくなでてゆく・・・
覚えてはいないが楽しげな夢を見たような気がする。
こんなに気持ちの良い昼寝にありつけたのはハーツのおかげか?
モノは考えようだが、こんなに贅沢な昼寝はないだろう。
ありがとうハーツ。だけど、僕にとっては
「どってことのない、ただ遠いだけのビーチだぜぇ!」
と、言葉には出せず、心の中でつぷやいた。
そして、帰りはあの崖を登って帰ったのは言うまでもない・・・
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魅惑のドリンクDULMANとは? [バリ島Ubud ショートステイ 2]

クラパ.ケベポ.jpg
何度も通った店に「KELAPA」というインドネシア料理のワルンがある。
炭焼き料理専門店なのでインドネシア定番料理の鳥の串焼き「サテ・アヤム」や焼魚の「イカン・バカール」が絶品。なかなかの店構えであるにもかかわらず良心的な価格でお気に入りの店の一つであった。
何回か訪れるうちに気が付いた。この店の脇を通って奥へ行くとこじんまりとしたカフェがひっそりと隠れるように営業していたのだ。
kamasan.long.jpg
この店は「KELAPA」が経営しているインドネシアコーヒーの専門店。
スマトラはアチェのガヨ、スラウェシのトラジャ、バリのキンタマーニと
インドネシア全土の主要なコーヒーが、ドリップとフレンチプレス、そしてサイフォンといった3種類の淹れ方をチョイスして飲めるというこだわりようだ。
kamasan.jpg
いつ行っても客は僕以外に1人のことが多く、だいたいは男性客で静かにコーヒーを飲んでいる。
やはり西洋人はフレンチプレスが多いが、僕はもちろんドッリプコーヒーだ。
常夏の国であるがここではホットコーヒーを存分に堪能した。
またまた良い店を見つけてしまったぞ。しかも隠れ家のような店。いや、隠れる必要など一つもないが・・・
しかし、メニューにあるモノを見つけた。その名も「DULMAN」という飲み物。
daluman.jpg
これは前にハーツ君に教えてもらったもので
「きっと気に入るから試してみて」と言われたもの。
ローカルなドリンクだそうで、なぜか値段がすこぶる安い。
お値段8500rp!日本円で70円ちょっとってな所か。
コーヒーが200円~250円くらいなので半分以下、いや1/3くらいの価格。
中身はというと、ベースはココナッツミルクで、sagoといわれるヤシから作ったタピオカ、
それとcincauと言うもの・・・
このcincauの正体が今ひとつわからないが、おそらくは緑色をしたゼリーだと思われる。
このゼリーもきっと何かの植物。あくまでも推測だけど・・・ハーツのお薦めだからそんな風に思ってしまうのか?
そして底にはパームシュガーが沈んでいる。
パームシュガーとはヤシから作られた砂糖だが黒糖から作った黒蜜のようなものである。
つまりこの「DULMAN」はとことん地元の素材を生かした飲み物ってワケだ。
dulman.up.jpg
ストローでズルズルっとすすった。
「おおっ?」
もう一度ズルズルっと行く。
「なかなかだねぇ」
幾種類もの素材が使われているので飲み進んでいくうちに味わいが変化してゆくのがなんとも楽しい。ココナッツミルクってのが意外とあっさりと淡白なのをいまさらながらに知った。これまではカレーとか加工したものを食していたので勝手にこってりした物だと思い込んでいた。パームシュガーはちょっとはまってしまうほど気に入った・・・。これは楽しくて美味い飲み物だぁ。
やっぱりあれだな、ローカルな飲み物ってのはその土地の気候に合っているのかもしれないなぁ。
気が付いたらほぼ毎日のようにここへ通いコーヒーではなく「DULMAN」を注文していた。またまたお気に入りが出来てしまった。エスチャンプルを毎日ブンクスしていたが、
今日はどっちだ?「エスチャンプル」か?「DULMAN」か?
そうか、両方っていう選択肢もあるなぁ・・・
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やっと覚えた -ブンクス‐ [バリ島Ubud ショートステイ 2]

ワルンロング.jpg
観光地であるためにある程度の英語は通じるものである。
それがブロークンであっても相手もブロークンだったりするからなんとかなるものだ。しかし、どうしても言葉の壁が立ちはだかる時がある。
滞在するヴィラからバイクで3分。出かけるとき、帰る時に必ず通りかかるワルンがあった。いかにもローカルなワルンであるが、どうやら人気があるらしくひっきりなしに客が出入りしていた。それもローカルばかり!
帰りがけに立ち寄って軽く食事をしてみることに。
注文したのはミーゴレン、インドネシアの焼きそば、そしてマンゴージュースである。
ミーゴレン.jpg
まあ想定内であるが、そこそこにうまいし安いこともあってかなりの満足感である。
しかし食べている最中にローカルが何かをテイクアウトをしてゆくのだ。
しかもなんだか、カップに入ったもので食事系ではなさそうだ。
観察していると客の8割がそのカップ物目当てのよう。
「ジュースか何かのドリンクかな?」
調理中ロング.jpg
よく見るとフルーツをカットして氷を・・・ええ??エスチャンプルじゃないか?
エスチャンプルとはインドネシア版のカキ氷である。
エスチャンプルは僕の大好物であるが、この店の人気の秘密はどうやらこのエスチャンプルであったのだ。しかもテイクアウトが出来るなんて!
これは友達にも食べさせてあげたいと思い、作っている最中のエスチャンを指差して「テイク・アウト、プリーズ」とお願いした。
調理中.jpg
なんとか通じたようなので、ミーゴレンを食べ終わって待っていると、グラスに入ったエスチャンプルが出てきてしまった・・・あぁぁ、まったく言葉が通じていない・・・
グラスで.jpg
しかしなんとかテイクアウトしたいから、急いで目の前のエスチャンを口に放り込むと、冷たさで頭に激痛が!
ああぁぁ!頭が痛くて味がまったくわからない・・・
そして無事食べ終わって改めてゼスチャーでテイクアウトを説明した。
なんとか通じたようである。カップに入ったエスチャンを2つヴィラに持ち帰って友達と食べた。
エスチャン・フル.jpg
これは見るからにうまそうではないか
パパイヤに、マンゴー、アボガドにトマト、そしてタピオカかなんかと色々入っている。
アボガドにトマトってのがなんとも良いセンスというか日本ではあまり考えられない組み合わせだろう。
「どう?おいしいでしょ?これローカルが次々とテイクアウトしてたんだ」
「うん、ローカルが好きなのがわかるねぇぇ、おいしいよぉぉ」
と友達。苦労したかいがあったというものだ。
「今度私もブンクスしよう」
「ぶ?ぶんなに?」
「テイクアウトのことブンクスって言うの」
「ブンクス??」
そ、そうなのかぁぁぁ
やっぱり英語ではなくてインドネシア語が必要だぁ
しかしこのエスチャンはうまい。フルーツてんこ盛り。
味もただの練乳だけではないような?これはなかなかのエスチャンをえらく近場でみつけたもんだ!
それからというもの。エスチャン目当てに毎日帰りにこのワルンに立ち寄った。
店に入ると「今日はいくつ?」と聞かれるようになった。
僕は毎回大きな声で「トゥー・ブンクス」と言うのだった。
作っているところを見ると、ソースを3種ほど入れているのでけっこう凝っているのである。
いつもそれを見ながら
「おばちゃん、あんた只者じゃないね」と心の中でつぶやいている。
甘いスイーツ、絶品のエスチャンプルは、苦い記憶と共に一つのインドネシア語を学習させてくれたようだ。
時折、わけもなく心の中でこうつぶやく、「エスチャンプル、トゥー・ブンクス」
エスチャンアップ.jpg
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2013年版 Ubud Royal Villa プロモーションビデオ完成! [旅の撮影機材を検証する]

友人がバリ島へ移住してヴィラを経営するということで、そのヴィラのプロモーションビデオの制作をボランティアとして買って出た。暫定的に昨年撮影したものを公開していたが、今回の撮影でリメイクし、ついに完成した。その2013年版「Ubud Royal Villa」のプロモーションビデオがこれだ。
  ↓
http://youtu.be/j96h6KAoH7Q
昨年はまだヴィラは建築中で、主にウブドの特徴とも言えるケチャダンスやレゴダンス、そして景色などを撮影した。
プロモーションビデオのベースはその昨年撮影したものでカメラは友人の持っていたパナソニックのハンディーカム、三脚は1000円くらいのアンテナ式のもの。つまり家庭用ビデオベースとなっている。
まあまあの取材量だったから全て撮影しなおすのは勘弁していただいた。
そして、今回は僕のカメラ機材を持ち込んでの撮影。
機材はCANONの一眼レフEOS 60Dで、ビデオ用の雲台を付けたマンフロットの三脚も持参した。
はたしてこのカメラの体制が一人旅での撮影にどこまで対応出来るかが僕のテーマでありチャレンジだ。
つまりバリ島ウブドに建設されたこの友人のヴィラは、僕の目的である旅の撮影を試すのにうってつけの素材であった。
今回撮影してみて様々な問題点が露呈した。それらを検証してゆく中で最終的なベスト機材システムを組むことが可能になるだろう。
Iカメラ.jpg
今回は僕の機材達のデビューロケである。
いやぁ、恐るべし一眼ムービーと言っても良いだろう。
バキッとした画、ビシッとしたパンで見ごたえのある映像を撮影することが出来た。
3種類のレンズの組み合わせは大正解!
汎用性のあるズームレンズ、F2の明るい単焦点、10mmの広角レンズ。
うん、最強の組み合わせといっても良いだろう。
がしかし、一番の問題点は画像そのものではなく、機材の機動性にあった。
安定した画像の肝となった三脚、その三脚が大きく重すぎた。
三脚は、「Manfrotto 3段 055XPROB」
雲台は、 「Manfrotto 2WAY 701HDV 」
ロケそのものもそうだが移動時の飛行機で荷物1つの扱いをされてしまうのでもう少しコンパクトでバック自体に入ることが必須である。じゃないとプラス1万円・・・。
そして重くて大変・・・
さらには「ベビー」もしくは「ハイハット」が必要であるということ。
解説をするとベビーとはローアングル用の小さな三脚のことで、
ハイハットとはさらにローアングルに対応できる雲台だけを固定することが可能となる三脚代わりのものだ。
現行の三脚はもともと写真用であるために、エレベーター式のセンターポールがある。
それが邪魔となってローアングルに限界が・・・
今回突発的に発生した「935Cafe」の料理撮影はローテーブルであったためにローアルグルが必須であったが、ローのポジションが切れなかったのである。
料理gs.jpg
料理用にと考えていた単焦点のレンズを使用する場合、画角に合わせたポジションに三脚をすえなければならないので置く場所の制限が厳しい。ズームが出来ない単焦点の性質だから仕方がない・・・
そのために三脚からはずして写真撮影を先にすることにした。
単焦点レンズの効果は抜群で背景のボケも良かったので「写真を動画に使っちゃおう」という発想で料理は写真撮影のみとした。
そうしたことで結果論であるが解像感などはビデオより良く面白い味が出たように思う。
935cafe料理.jpg
こちらが「935Cafe」のPV
http://youtu.be/xlVCYMdudak
しかし、パンが出来ないのは痛い!
ってことで今目を付けている機材はゴリラポットのフォーカスという三脚。
ボール状の足なのでグニャグニャと曲げることが簡単、これならハイハットと同様のカメラ位置を確保しながら微妙なポジションをとれるはずだ。単焦点を扱うには抜群ではなかろうか?
その他、細かいところでは様々な注意点、改良点がある。
バリなど赤道近くの土地では日差しがやたらと強い。
ってことはカメラのライブビュー、つまりモニターが見づらいのだ。60Dはバリアングルモニターなのでそれは大助かり、というよりバリアングルでないといささか厳しいと言える。
がしかし、詳細なチェックがどうしても甘くなってしまった。ハレーションに気づかずに撮影していたこともあった。これは不注意なので気を付けるとして、輝度を少し上げて撮影したあと、戻すのを忘れてそのまま撮影を続けてしまった。そのために編集で輝度を下げることになったりしたのだ・・・これは結構深刻か。しかしこれも不注意と言えば不注意で・・・まぁ解決策はモニターを覆うボックスのようなものを付けるか、もっともっと注意するか!かなぁ
後はやっぱり三脚がらみだが水平をとるのがしんどかった・・・
3本の足をそれぞれに上げ下げするのはロケでは一苦労だった。
slikのレベリングユニットってやつを買ってみようかな?
あとはカメラそのものだろうか?
どんどん新しいものが出るからなぁ
60Dの後継機70Dは発売されたし、4Kのハンディカムビデオが発売される。
どうやら4Kが凄いことになっていて、近い将来4Kがもっと身近になって来そう・・・
まぁ考えれば考えるだけキリがないのだけれど迷うのはしかたないのだと思う。
これから機材は微調整をしてゆくこととなるだろう。
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一眼ムービー用のグリップを使ってみた。 [旅の撮影機材を検証する]

裏庭ロケ.jpg
今回のウブド滞在の最大の目的は完成した友人のヴィラのプロモーションビデオ撮影である。
とはいっても遊びに来ていたわけだし、撮影もボランティアというだけあって緊張感も責任感もない。つまり気が向いたときにだけ撮影して、気が向かなければ何もしない・・・そんなこんなで時がゆったりと流れていた。

ある日友人から突然オーダーが入った。
「室内をぐるりと手持ちでドリー撮影してほしい」
「ふぇ??」
そういったドリー撮影はスタビライザーでするもので決して手持ちで撮影するものではない・・・
まぁ、確かに広い室内ゆえに、1カットでドリーすると全体がわかりやすいだろうから効果的ではある。
しかしながらスタビライザーなんて持ち合わせていない、あれは機動性が悪いから旅の機材には向かないのだ。
そこで登場させたのは「一眼カメラ用のグリップ」である。
グリップ装着.jpg
何かの時にと思って買っておいた「UN カメラグリップ UNX-5631」
ネジをクリクリっとまわせば簡単に装着OK。
これでなんとか手持ち撮影は出来る・・・が、ドリーを想定したものではない!
まぁ、やるだけやってみた。
がしかし、やはり厳しいなぁぁ
このグリップはドリーではなくて手持ちでぶんまわし系の撮影用だなぁ
つまり、被写体が何かの作業とかをしていてその様子をフォローする、と言った具合のものだ。
その結果がこの映像。
http://youtu.be/Hl8okS-KXR8
それなりにはなっているがやはり手持ちの安定感に欠けてしまう・・・
それとシャドウをあげるために輝度を目一杯上げてしまった。
完全にやりすぎであるが、今回のクライアント(友人)の強い要望なのでしかたない・・・まぁOAではないから輝度が高すぎても問題ないか
edit環境.jpg
しかし編集環境は素晴らしい
といっても滞在するヴィラで編集しているだけだが、これがなんとも心地よい。
広く美しい空間で音楽を聴きながら編集をしてゆく。
眼前の庭にプール、そして森が広がっている。
気が向けばプールに入っても良いし、途中どこへ行こうが誰にも文句を言われない・・・
コーヒー飲みながら、フルーツジュース飲みながら、何でも自由なのだ。
しかし、こんなことやってるとのんびりしているのとは裏腹に、時が流れるのが倍のスピードになっていたりするから注意しないといけない!2週間が1週間になってしまうのだ。いやホント・・・
editroom.jpg
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1日1組限定 935Cafe [バリ島Ubud ショートステイ 2]

935cafeロング.jpg
ウブドの南側にある935cafeを訪れていた。
ここは1日1組限定、ちょっとめずらしいvegetables veganのCAFEである。
聞きなれない「vegetables vegan」であるが、これはベジタリアンの中でもミルクとか玉子とかも食べない、いわばベジタリアン原理主義とでも言おうか。
なんか原理主義とか言うとイメージ悪いかな?全然悪いものではなく究極のこだわりレストランなのである。
コースロング.jpg
全部美味しくいただいたが野菜ばかりといった物足りなさは無くしっかり満足できる料理に仕上がっている。パスタなどのアルデンテ具合は絶品であった。
料理は頂いたものの、僕は客ではない・・・
ひょんなことからこの店の写真撮影とビデオ撮影をすることになったのだ。
このcafeのオーナーは滞在しているubud royal villaを経営する僕の友達の友達。
今回ワイドレンズを持っていることから
「撮影してあげてよ」と突然言われたのだった。
まぁ、大切な友達のようだし、ヴィラに差し入れてもらったものをご馳走になったりしていたのでここはひとつ返事で快諾して撮影に挑んだのだった。
景色を望む.jpg
しかしまぁ、良いロケーションで素晴らしいcafeである。
2日間で撮影から編集完パケまでした映像、935Cafeのpv、プロモーションビデオがこちら
http://youtu.be/xlVCYMdudak
ボランティアにも程があるが料理も頂いたし、
このcafeのオーナーとも親しくなれたので素晴らしい収穫であったと思うのだ。
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極上の一杯を求めて [バリ島Ubud ショートステイ 2]

朝になると友人がパパイヤでフルーツジュースを作ってくれる。
ある日「ジュースの作り方覚えておいて~」と言われドでかいパパイヤをカットして少しの氷と少しの水を入れてガガーってやって飲んだりしていた。これがウマいのなんの。
「贅沢ってこういうことだよね~」
「そーだね~」
などとパリぼけのような会話をしていたのだが、まてまて、パリはフルーツ天国だからもっともっと色んなフルーツ入れてもっともっとおいしくて贅沢なジュースが作れるじゃないか?
パサールロング0.jpg
ということで朝市、パサールへ出かけた。
このパサールは王宮前のウブドのど真ん中
もう凄い人で少々むせてしまうほどだ。
果物屋.jpg
フルーツ屋はいたるところにあるので探すのに困ることはない。
しかし買うのには価格交渉が必要だ。
そういうの、案外苦手・・・
フルーツ数種類、マンゴ、みかんなんかの柑橘系、パッションフルーツ、
他にはクレープっぽいパリのお菓子とついつい好奇心でなんだかわからないものも買ってしまった。
これ全部で10万rp日本円で1000円ほど。
ちょっとぼられたかなぁ?
それとも都会のパサールの物価は高いのかなぁ?
果物アップ.jpg
さて早速フルーツを剥いてゆく。
ラインナップはもともとあったパパイヤともぎたてバナナ、そして今回買ったマンゴにみかんの4種。
パッションフルーツは次回へ、なんでも入れれば良いってものでもないだろう。
剥いた果物.jpg
なにげにもぎたてバナナと書いたがこれはオーガニックでヴィラの庭で出来たもの。もぎたてのバナナなんて食べたことないぞ!これが程良い甘みを出すんだなぁぁ
ミキサーで.jpg
ジュース完成.jpg
そして出来上がったのがこちら
写真ではわからないがトロトロで見るからにうまそう
そして僕が作っている間に友人がソーセージやら何やら炒めものを作ってくれた。
素晴らしい!なんという朝食だろうか・・・
朝食.jpg
さあ完成したぞ!極上の一杯
一度に何杯分も出来るのでおかわり自由。
ゴクゴク、ゴキュゴキュ、いゃ~激ウマ!バカウマ!
実はこのジュースだけでお腹いっぱいになってしまう。
だって一杯でフルーツ3つとか4つとかそんな感じなのだ。
市場でフルーツを選んで価格交渉、そして自分で作る。
贅沢とはこういうことなのだと実感する・・・
贅を尽くした激ウマバリニーズジュースは、かすかに森の味がするような気がした。
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ウブドでボンジュール?? [バリ島Ubud ショートステイ 2]

旅先で出会う美味いもの・・・これらが旅そのものを左右するといっても過言ではない。
しかし、ことウブドにおいてはまったくハズレなし!びっくりするほど美味い店の連続だった。
やってきたのは「Melting wok」この店がまたバカウマなのである。
外観.jpg
ライステラスの広がるウブドは牧歌的で・・・
なんていうイメージのあるウブドであるが、まあ間違ってはいないものの正解とは言い難い。
僕の印象はというとウブドは「東南アジアの原宿」ってところだろうか?
多くの店が村中に所狭しと軒を連ね、おしゃれな高級店からローカルが集う格安のワルン、とにかく店、店、店、なのである。
まあ何が言いたいかというとこんな店だらけの街でおいしい店をどうやって探せばよいのか??
これは難しい問題だ!と思いきや僕にはウブド在住の友達がいるのである。
がしかし、いくらウブド在住といってもそんなにうまい店ばかり知っているものか?
そんな僕の思考を知ってか知らずか
「最近ここのカレーうどんにはまってるんだよねぇ」
と友達がポツリ・・・
ほう、それはうまそうじゃないか!
ってことでさっそく出かけた。
名前は「Melting wok」、まったく意味がわからないがそんなことはどうでもよい。美味いか否かが重要なのだ。さっそく店に入ると金髪女性が握手をしてきて
「ボンジュール」
「はっ?ボンジュール??」
なんだここは??フランス人かなんかか??
店内.jpg
まさにその通り、フランス人女性であった。
聞くところによるとこの店のオーナーはこの金髪フランス人女性とその旦那のラオス人だという。またしてもよくわからないがいったい何料理が出てくるのだろうか??
本日のおススメランチを注文した。
ランチ.jpg
出てきたのはスパイシーなカレー風味のポークソテー。
これがバカウマであった。
数種類のスパイスが主張しながらも調和してほどよいハーモニーを奏でている。
う~ん、ラオス料理なのか??フランス料理ではなさそうだが・・・
パクパク食べているとこの店内の空間が非常な和らいだ雰囲気なのに気付く。
金髪フランス姉さんがお客さんに気遣いをして愛想を振りまいている。
おそらく彼女の教育なのだろう、他の女性スタッフも皆笑顔、笑顔。
15時を過ぎたというのにお客さんがひっきりなしに入ってくる。
ランチアップ.jpg
雰囲気も良いバカウマ店発見!
いや、ただ教えてもらっただけだった。
しかしよくこんな店見つけるなぁ
帰ってから友達に聞くと、現地在住の友達の情報網によるものらしい。
「雑誌とかに載ってたり??」
「載ってないよぉ」
なるほど大したもんだ。恐るべしパリ在住の日本人たちよ。
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