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コーヒーの実を解体する [コーヒー道を行く]

コーヒーの実がどうなっているかどれだけの人が知っているのだろうか?
そこでコーヒーの実を細かく解体してみることにした。
コーヒーの実を解体2のコピー.jpg
黄色く丸いのがコーヒーの実、品種はカツーラであるが、
黄色いことからアマレロと呼ばれている。※通常の実は赤色。下写真参照
構造を外側から順に説明すると、
■果肉
■ミューシレージ(ヌメリのある粘液質)
■パーチメント(殻)
■シルバースキン(薄皮)
■種子(グリーン・ビーンズ)
果肉を剥くとヌメリのある粘着質に覆われたコーヒーの種が出てくる。
ヌメリの下にまだパーチメントという殻がある。
この状態のものを手で剥こうとしてもガッチリと包まれているためになかなか難しい、
歯ではがそうとしたがヌメリもあって無理だった。
このパーチメントに覆われた状態の豆をを2週間程乾燥して、殻をさらに剥くと、
やっとグリーンビーンズと呼ばれるコーヒーの生豆が現れる。
しかしこれにもシルバースキン(チャフ)といわれる薄皮が覆っているので
それをさらに剥ぐことになる。
コーヒーの実.jpg
一番外側の実はとても果肉が少ないが、甘酸っぱくてうまい。
ジャムにでもしたら結構いけるに違いない。
生産国ではこのコーヒーの実を二次利用しているケースもある。
ギシルといってイエメンでは乾燥した実をお茶のように飲むし、
中米、南米などでは堆肥に利用する農園もある。
その反面、河川に廃棄する農園も多く、河川の汚染問題にもなっているが・・・

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