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ウブド撮影機材ラインナップ [旅の撮影機材を検証する]

今回の旅の目的の一つが完成したヴィラを撮影すること。
前回来た時には友人所有のビデオカメラである意味簡易撮影をしてプロモーションビデオを制作したわけだが今回は完成後のヴィラの映像を含めガチンコで撮影、制作するつもりだ。
この日のために?というわけではないが今年の初めにデジタル一眼ムービーを購入し旅の撮影機材の体制を少しずつ整えていた。そのメインカメラはキャノン60D。
カメラ1.jpg
実はごく最近8月に後継機70Dが発売されてしまった・・・
しかしこれまで60Dは僕の部屋の中でのみしか撮影しておらず今回のロケがデビュー・・・
おいそれと買い替えるわけにはいかないし・・・
実はフルサイズ機を買うという選択肢もあったが6DやMARKⅢは動画に特化していない。動画に特化しているのはkiss系と60D、7Dのみでフルサイズ機にはバリアングルが無い!やはりバリアングル機能は必要不可欠であり頭を悩ませていた。
カメラ2.jpg
そこで元ムービーフイルムカメラマンで仲の良いプロデューサーに相談したところ
「そんなにフルサイズが良いのか?」
という結論に至った。
そこでAPS-Cの60D使用を決意し、レンズをあれこれ駆使することによってサイズをカバーするという対策をとった。
レンズは全部で3本。
レンズ.jpg
キットレンズは
「EF-S18-135mm」
のズームレンズでこれ一本である程度のものはカバーできる。
次にキャノン純正の単焦点、
「EF35mm F2」
F2ということで明るく背景のボケに期待している。
そして唯一の他社製、シグマの広角ズームレンズ
「10-20mm F3.5 EX DC HSM」
35mm換算で16mmだからかなりの広角!
とまあこれだけあればかなりいい線で撮影が可能だろう
さて、つづいて三脚と雲台だ。これはどちらもマンフロットで揃えた
カメラ3.jpg
雲台は「701HDV」
これがかなりすぐれものでパンが綺麗に決まってしまう。うん、僕はカメラマンではないがそこらのカメラマンより良いパンニングが出来そうだ。
そして三脚は「055XPROB」
とどいてわかったが、かなりでかくて重い・・・アルミ製だからしかたがないがカーボンにすればよかったか?この重さは機動性に欠けそうだがこれから街の撮影なんかにどれだけ足を引っ張るのかちょっと心配だ。
そして今回の秘密兵器が「ハレ切りマシン」だ
ハレ切りクリップ.jpg
マシンなんて言ったけれどクリップにカポックや黒紙なんかを挟んでレンズをカバーしてハレーションを切るというもの。一人の撮影ではあったほうが良いに決まっている。三脚で固定していたら自分の手で切れないこともないだろうがここは形から入る僕のこだわり?だ。
今回の音声機材は前回のzoom H-1では物足りなくなったので新しいものを購入した。
「TASCAM リニアPCMレコーダー DR-07MK2」
音声機材タスカム.jpg
なぜこれにしたかと言うと指向性を調整できるということ。
H-1はXYのステレオであったがインタビュー時にほかのノイズを拾ったりしたのでガンマイクとしては良いがインタビューには向かないと判断してTASCAMを買った。
ピンマイクも準備してあるのでまぁ色々調整も可能だ。

他にも細かな機材は色々あるが撮影の大枠は以上の通り!これでヴィラの様子から料理などの商品カット、そしてウブドの街並みなんかを撮影する。
さて、2週間あるからゆっくりと行こうじゃないか




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完成したUBUD ROYAL VILLAを初訪問 [バリ島Ubud ショートステイ 2]

1年ぶりにウブドを訪れた。
昨年来た時にはまだ友人のヴィラが建築中であったが今回は完成後初の訪問となる。
毎度のことながら深夜についたために外観がどんなところなのかよくわからない・・・
友人は体調がすぐれないことから出迎えはなし、一人でヴィラに到着した・・・
ヴィラ3.jpg
ほう、なかなかのものである。天井が高くて開放感があり、インテリアはシャープでありながら温もりがある。とまあそんなことよりもシャワーを浴びて荷物をほどきベットに入った。
新ヴィラ.jpg
翌朝、外に出ると朝日にてらされたヴィラが現れた。森の中のヴィラってわけだ。
思わずほくそ笑んでしまう・・・ここで今回は2週間滞在することになる。
さて、さっそく買い物へと出かけた。
ビンタン.jpg
ついたのは「ビンタン」。
ここはウブドの大半の人が買い物に来ると思われるスーパーで大概のものならここですべてを賄うことが出来る。
ヴィラでの滞在というものはホテルに泊まるのとはずいぶんと違う。簡単にいえばヴィラは「プチ生活」をするといった感じであろうか?やはり寝室以外にリビングやキッチンがあるからだろうが、逆に言うと明日の朝食などは買っておいて自分で何とかしないといけないのである。もちろん外食するのも良いがスーパーで地のものを見て買ってあれこれするのも一興だ。
買ったのは日用品ばかり、まあ当然と言えば当然か・・・
トイレットペーパーにシャンプー、ボディーソープは2週間滞在故に購入。それから水とコーヒー。コーヒーはインドネシアはコーヒーの大生産地でスマトラマンデリンにアチェ、スラウェシのトラジャ、ジャワロブスタそしてパリと種類も豊富だ。トラジャとパリのキンタマーニ産を購入。そして食材は主に朝食系のものでパンにハム、ソーセージ、玉子にマッシュルームやヤングコーン、フルーツにはマンゴやマンゴスチン、ナッツなどの菓子類などなど・・・いやはや結構たくさん買ったものだ
買い物あれこれ.jpg
ともするとわずらわしく思える買い物、そして調理・・・でもそれがまた楽しめるのがヴィラの良いところであろうか




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ウブドで触れた異形なる旅の魅力 [バリ島Ubud ショートステイ]

ウブドの丘を歩いている時、とびっきりの笑顔で出迎えてくれた女の子をカメラで切り取った。
ライステラスで遊んでいた子供たち。よそ者の外国人を見てテンションがあがりまくったのだろうか、こちらに向かって一目散に駆け寄ってきた。良く見ると全員はだし、服は汚れ放題だけど実にチャーミングな表情をしている。
バリ滞在13日間で撮影した写真の中でなにげに印象に残っているのがこの一枚だ。
こんな屈託のない笑顔を見せられたらまたこの地に戻ってきたくなってしまう。
ウブドの少女.jpg
とにもかくにもバリ島13日間の滞在が終わった。
リゾート地が苦手だった。いや、今でも苦手であるがこのパリ、中でもウブドは例外と言えるのかもしれない。
観光ナイズされ、文化や風習まで歪みがちなリゾートであるが、少なからずこのウブドには昔から変わらぬ何かが存在していた。この写真がそれを物語っているのではないだろうか?
さらにはこの地で何人もの友人が出来たのもこの旅を特別なものとしたのかもしれない。
いままで体験してきた旅とは色んな意味で異なる不思議なものであった。
ただ時とは残酷なもので次に来た時は状況が一変している。
滞在したヴィラの同居人であり友達となったイタリア人のアナは数日後この地を離れスイスへと旅立つ。そしてアメリカ人のマリアは新しいヴィラへお引っ越し。僕の友人は建築中のヴィラが完成したらそこに居を移すこととなる。つまりもうこのヴィラには今の3人はいなくなってしまう・・・

バリを発つ直前、ウブドで出来た友達全員がそのヴィラに集まっていた。
いつも陽気なイタリア美女のアナ、懐の深~い大人の女性マリア、シャイなインドネシア人ハーツ、そしてパリに移住した僕の友人。みんなあったかい...なんだか感傷的になってしまうのは僕だけなのだろうか?
そんなことを知ってか知らずか、みんな笑顔で集合写真に収まった。
もうこのメンバーで二度と写真を撮ることは出来ない・・・
「また来たい」と思える土地は数あれど、「また来なくては」と思える土地、
それがこのウブドとなるとはうれしい誤算だろうか?
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魅惑のエスチャンアイランド! [バリ島Ubud ショートステイ]

ローカルパサールの屋台で衝撃のエスチャンプル体験をしてからというもの、事あるごとにエスチャンプルを食べまくった・・・がしかし、最初に食べたエスチャンプル以上のものになかなか出会うことは出来ない。それでも印象に残ったエスチャンプルのいくつかにはたどり着くことが出来た。
エスチャンプルとはインドネシア版のカキ氷。南国ゆえふんだんにフルーツが入ったインドネシアではポピュラーな冷たいスウィーツだ。
ナイトパサールろんぐ.jpg
こちらはハーツ君に連れて行ってもらったナイトパサール。
ハーツ君に先導されて屋台の中を練り歩きエスチャンを探す。
「海草が入ってたほうがいいんだよね?」とハーツ君は僕の好みを組み込んで
「ここは海草がないね」などと選別してくれている。
そしてたどり着いたのがこちら
ナイトパサール屋台.jpg
目がチカチカまぶしくなるような色彩のエスチャン屋台が!
ここなら僕の欲する海草などの食材が揃っているそうだ。
さっそく注文するとグラスで登場!
ナイトパサールのエスチャン.jpg
よしっ、一応海草も入っている!
いかにも合成着色料バリバリであるが味はそこそこまあまあ・・・
が、しかし何か足りない・・・味は練乳シロップ、氷は粗くガリガリと噛み砕く。あの、カスタードのような芋も入ってはいるものの味にまとまりが無くゴチャゴチャした感じ。いや、そもそもエスチャンそのものがゴチャゴチャしているものなのかもしれないが・・・75点。
ナイトパサールエスチャンアップ.jpg
つづいてチャレンジしたのは滞在しているヴィラ近くのどローカルワルンだ。
ここはいつもローカルでにぎわっているので気になっていた。
しかしどローカルなワルンは「水」が心配だった。そう、水道水なんぞ使っていたものなら3日間は下痢で苦しまなくてはならないだろう。とはいえ、「屋台でしょっちゅう飯食ってるわ、オレ」といまさらながらに気がついて突入した。
ヴィラ近くのワルン.jpg
このローカルな空気がなんともたまらなく心地よい。
個人的にはかなりツボなワルンだ。
出てきたエスチャンは今までとは異なる装い。
なんだか茶色のシロップがかかった雰囲気も新たなエスチャンで個性が際立っている。
このように店ごとに違ったキャラクターがあるのが素晴らしいではないか?
茶シロップエスチャン.jpg
茶色のシロップはパームシュガーだろうか?その正体はさっぱりわからなかったがまずまずの味わいで練乳とは違ったコクがある。
そしてフルーツの種類が豊富なのがここの特長だろうか。このワルンはローカルさの雰囲気が良いのでまた別の機会に訪れたいものだ。うん、エスチャンが美味ければ食事も美味いはず。寿司屋の玉子のようなものだろうか、やはり、ローカルが集う場所はあなどれないねぇ。85点。
茶エスチャンあっぷ.jpg
が、まだ、届かないぞ!最初に食べたエスチャンに・・・
そこでヴィラに帰ってからマリアに
「なかなか美味しいエスチャンプルがないんだ」と嘆いたところ
「だったら〇◎が美味しいわよ」
「なに??知ってるの?早く言ってよ」
ということでマリアお薦めのエスチャンを探してウブド中心部から少し入り組んだ場所にあるワルンを目指した。いや、しかしとってもわかりづらい。目星をつけて入るしかなさそうだ。
マリアお薦め店.jpg
どってことないワルンだが出てきたエスチャンはとっても美味しそう!
マリアが言っていた店はここに違いないと確信。
緑色の生き物みたいなのがなんなのかさっぱりわからないが
このエスチャンからただよってくる雰囲気が「美味いぞ」と語りかけてくるようだ。
えすちゃんラスト.jpg
はい、来ました、かなり美味いです!90点なり。さすがマリア~
シロップは練乳で氷は比較的細かくさらりとしている。具と氷のバランスも程よい感じ。
自分なりに分析すると美味いエスチャンの条件は
●出来るだけ氷が日本のカキ氷のように細かいこと
●シロップは練乳がベスト
●具には海草と、生のココナッツの実、そしてあのカスタードのような芋。
この3つが揃ってこそベストオブエスチャンプルが完成する。
でもまあやっぱりはじめに食べたエスチャンを超えるものには出会えなかった。あのパサール結構遠いんだよなぁ。しかも場所わかんないからハーツ君に連れてってもらわないと行けやしない・・・
おそらくこのエスチャンプルたるもの、インドネシアのソウルフードと言っても良いだろう。もはやこれは僕にとってもある意味ソウルフードと言っても過言ではない?
これからもエスチャンを追い求めなくてはならないようだ。
マリアお薦めアップ.jpg


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ウブドでジャランジャランーJALAN JALANー [バリ島Ubud ショートステイ]

ここのところ友人はもちろんウブドでであった友達といることが多くて一人になることがほとんど無かった。そこで今日は滞在するヴィラの近所を一人で気ままに散歩することに。インドネシア語で散歩のことを-JALAN JALAN-ジャランジャランという。
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普段バイクで素通りするヴィラの近所。
実は前から気になっていたのだけれど何気ない田舎の通りのあちこちにかなりの頻度で店が点在している。いったい何の店なのか??滞在する足元も知らずにウブドを語っちゃいけない!ということで今日はそれらを解明するためにご近所をジャランジャランすることにした。
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まずはじめに通りかかったのが売店。果物や野菜、飲み物や日用品がならんでいるが、こういう店がいたるところにあるのだ。
ジャラン2.1.jpg
「うちは表通りにあるから何か並べたら売れるんじゃない??」的な発想で商売をしているのじゃないのだろうか?バブル期に差し掛かっているバリならではというような気もする。日本で言えばコンビニかもしれないなぁ、そういう意味では日本も100m行けばもう一つのコンビニにぶつかるから似たようなものなのだろうか??
ジャラン3.jpg
つづいては「アートギャラリー」なる看板が目にとまった。
とてもアートには見えない雑な絵がほほえましいが、入る気にはなれないし、さして興味もないので素通りする・・・
すると「FOR SALE」の文字が!
閉店した店舗を売りに出しているのだろう
ジャラン4.jpg
しかしバリではこのように店舗なんかを売っているのをよく目にする。これもバブリーなウブドならではだろうか??
ちょっとだけ「ここでカフェなんかやったらどうだろうか??」などと頭をよぎるが、「こんな場所で??」とおもい、頭の中でクシャクシャッとイメージをかき消した。
ジャラン5.jpg
さて、かねてから気になっていたのがこちらの建物。
象の彫像に派手な装いが目立つこの建物の正体はワルン、レストランであった。
ジャラン6.jpg
中に入ってメニューを見ると「BAKSO」という文字が。日本人には「馬糞」??とイメージしてしまうがこれはローカルでメジャーな麺料理の名前だ。まだ食していなかったのでここでチャレンジしてみることに
注文するとまるで少年のような若い坊やが調理を始めた。
まぁそれも一興で、楽しみでもあるわけで・・・
ジャラン7.jpg
出てきたBAKSOは何かのツミレみたいなものに春雨風の麺。
ヅルヅルッといただいた。
まぁ想定内であるが特別まづいわけではないから満足だ。
ただ再びBAKSOを食べることはないかな??いや、まづくはないんだけど
ジャラン8.jpg
しかしここまで歩いたのはわずか150mくらいであろうか??
なんのことはないウブドの郊外にある通り・・・
これだけ歩いただけでそれなりの発見があるわけで、なかなか興味深いものであった。
あてもなくただ一人でぶらつく散歩、ジャランジャラン・・・これも旅の醍醐味である。




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ウブドの極上サンセット [バリ島Ubud ショートステイ]

ウブドの丘をマリアに連れられ歩いていた。
向かうのはサンセットがとびっきり美しい場所なんだとか・・・
マリアに連れられて.jpg
滞在しているビラは友人を含め3人でシェアしている。
一人はスペイン人女性のアナ、もう一人はアメリカ人女性のマリア。二人ともとびっくりするほどの美女でアナは本国でモデルをやってたそうなのでその美貌にも納得だ。いつしか二人を心の中で「ビューティー2」と呼んでいた。その二人に気に入られたのか?それとも暇だったのか?食事に連れて行ってくれたり色々お世話になっていた。
道中のライステラス.jpg
ある日、是非僕に「美しいサンセットを見せたい」ということでマリアに連れられ二人でウブドの丘を目指した。おそらくはウブドで一番の標高に来ている。ライステラスが美しく街とは違った空気が流れているように思えた。細い道をゆっくりと歩き、向こうから来る人とすれ違うとお互いに笑顔で挨拶をしながら道を譲り合う、そんなことを繰り返すうちに目標とする場所へ
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たどりついたのは「サリ・オーガニック」というカフェレストラン。名前の通りオーガニック素材にこだわったレストランで周囲で農作物を栽培している。
サリ内観.jpg
このレストランは、ウブドの丘の頂上にたたずみ、360度の景観が望める。
ぐるりと見渡したところ人工物はほとんど見当たらない、景色そのものがオーガニックということなのか?
マリアは僕にこの景色を見せたかったというわけだ。
バンブーストローでジュースを.jpg
ぶっといバンブーストローでマリアと乾杯。
「いままで何カ国くらい旅をしたの?」「その中でどこが一番素敵だった?」
そんな話で盛り上がっていると次第にあたりが夕日に染められていった。
この景色はただ美しいだけではなく、すぐそこに「生活」がある。そう、お米や作物を育てている生活の場所だ。農機具をおばあさんが片づけていたり、学校帰りの子供たちが凧あげをしていたりとパリの生活の一辺がここに存在していた。僕にとってはこんな場所こそが「これぞ絶景」である。
少し興奮して
「ぼくはこの土地のように生活のある場所が好きなんだ」というと
「わかるわ」と、まるではしゃぐ子供をいなすかのようにマリアはほほ笑んだ。
マリアと知り合ってわずか5日くらいか、すでに僕の好みを掌握してしまったのだろうか?
少しばかり雲に覆われているが気がつくと極上のサンセットに照らされた美しい景観に四方を囲まれていた。
サリからの夕景.jpg
バリに住んでいるアメリカ人女性マリア。
マリアはこの景色を通じて僕に何かを伝えようとしているかのようだった。
いや、気のせいかもしれない・・・
がしかし、この日を境にしてパリに対する受け止め方が変わったように思う。観光化は進んでいても変わらないものがここウブドにはあるのかもしれない。
旅先で出会った人物はたとえそれが1日や3日という短い期間であってもかけがえのない友のように思えるのは気のせいだろうか?
サリからの夕景2.jpg



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Ubud Royal Villa 完成!そしてオープン [バリ島Ubud ショートステイ]

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バリに移住してしまった友人はvillaの経営を目指し建築中・・・
であったが3月1日めでたく完成した。
そう僕がプロモーションビデオを制作したvillaが完成したのだ。
撮影をしたのは建築中。下に掲載した完成の写真を挿入して改めて制作した。
まぁほんとは完成したビラを撮影しなきゃいけないのだけれどそうは簡単に都合がつかない・・・
プロモーションビデオはこちらにアップ 
http://youtu.be/F3iwNQ8RPzI
こちらが30秒CM
http://youtu.be/MaeIopP98to
さて、villa完成にともなって写真がいくつか送られてきたの(PVにも使用)で紹介したい。
白を基調とした美しい仕上がり!
villa2.jpg
さすがのセンスと言ってよいだろう、調度品など女性にはたまらないのではないだろうか?
そもそもパリの家具は世界的にも有名だし、ここは芸術、工芸の街ウブド。
そこに友人のセンスが加われば悪くなるはずもない!
オーガニックにこだわりダイエットの宿泊プランなんかもあるからコンセプトも面白いものになっているはずだ。
ホームページも公開がはじまった!http://ubudbalibali.com/
これも友人のセルフ制作にしてはもう満点をあげたいところだ
興味ある方はのぞきにいってほしい
villa3.jpg
villa.jpg
まだまだ細かなところはこれからだそうで、看板やらなにやら色々大変らしい。でもこれだけ魅力的な空間を制作、演出できるのであれば苦労にはならないだろう。「モノつくり」の血が騒ぐってもんだ。
なんといっても場所が良い。高級ホテルのロイヤルピタマハのゲート内に位置しているため治安が良いばかりでなくとても閑静な場所。
こんど行ったときは是非ここに泊まりたい!
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芸術の街ウブドの心臓 [バリ島Ubud ショートステイ]

ウブドは「芸術の街」と呼ばれている。もともとは絵画で名を馳せたらしいが、そのうち様々な芸術が集結しそれらが街の骨格を形成するまでに至っている。
その芸術の心臓部がウブド郊外にある。
ウブドからキンタマーニ高原へ向かう際に「ガララン」という街に差し掛かる。
実はこのガラランが芸術の街ウブドの心臓だ。
ガララン街並み.jpg
まぁわかり安く言えばあらゆる工芸品、芸術作品の製造直売所である。
ウブドで芸術品を扱うショップのほとんどがこのガラランで仕入れをしている。
仕入先を10店ほど確保しておけばショップに様々な品揃えが出来る、といった具合だ。
街並み3.jpg
しかし、このガラランという街には驚かされる。数キロにわたって店がずーーーっと連なっているのだ。大げさではなくほんとに数キロ続いている。
「数キロ」などとアバウトなことを言うのは正確な数字を知らないからだが、間違えを恐れなければ10キロ以上は店が連なっている。どこまでもどこまでも・・・そんな感じなのである。
石造.jpg
はじめは気になる店に下りては見ていたのだがきりが無いのでちょっと疲れてしまった。ここにはカフェなんかはないから休むような場所もない。
雑貨いろいろ.jpg
仏像2.jpg
近代?芸術から仏像、石造、絵画、器、まぁ、なんでもあるわけで、ウブドのショップに入ると「あぁぁ、これはあそこで仕入れたな」というのがわかってしまう。ここは直売しているので観光客も普通に行くことが出来る。もちろん安いわけだが、土産を買うのだったらウブドのショップであれこれ見たほうが良いだろう。ここであれこれ見るのは重労働だ。
とはいえ、創作現場を見られるのはここだけ、そういう意味ではガラランは特別な街と言っても良いだろう。仏像.jpg
近代工芸.jpg
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東南アジアの中でここまで文化が守られている土地が他にあるだろうか??
いや、東南アジアを語れるほど詳しくはないが、バリは間違いなくトップクラスであろう。
この街が芸術の心臓で、胃袋がウブドに点在するパサール。さて他の臓器はどこにあるのだろうか?ますますこの街に興味を持つこととなった。
ガララン街並み2.jpg
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演出された幻 [バリ島Ubud ショートステイ]

涼やかな高原で幻のコーヒーを飲んでいた。
標高1500m気温25度、赤道の近いバリ島においてキンタマーニ高原は涼しくてとても過ごしやすい。
標高が800mを超えるとアラビカ種のコーヒーの生育圏。バリ島のアラビカはこのあたりが産地だ。そしてあの幻のコーヒーもここが産地の一つ。あの幻とはコピ・ルアック。そうジャコウネコがコーヒーの実を食べ排泄されたコーヒー豆の種子を焙煎したもので、腸内酵素などの働きによって素晴らしいアロマのコーヒーとして珍重され、デミカップ1杯が1500円から6000円くらいで飲まれている。
それがいま目の前にあるコーヒーだ。
ルアックのカップ.jpg
コピルアックはスマトラで飲んだ経験がありそれはそれは素晴らしいアロマで表現できないような不思議な旨みのコーヒー。ほんとに貴重でまさに幻のコーヒーであった。
が、しかし、この目の前のコーヒーにはガッカリである。
ルアックが飼育され、コーヒーの実を食べあたえて量産しているのだ。
なにが幻なものか??フォアグラじゃあるまいし!
飼育されたルアック.jpg
ばあさまは焙煎の演出。昔風に鍋でコーヒー生豆を煎っている・・・
焙煎ばあさん.jpg
観光の目玉として成り立ってしまっているのか、これも日本人が買ってゆくのだろう。
すると突然スタッフがなにやら準備を始めた。
セットの仕度.jpg
出てきたのは様々なカップ。ジンジャーティーから紅茶からココア、コーヒーにわけのわからないものまで「飲み比べてくれ」とのこと。
つまりはうまかったのを買ってもらいたいわけたが・・・
飲み比べセット.jpg
この飲み比べは無料だが、タダほど高いものはないとはこのことだ。
東南アジアで無償でこんなことされたら買わなきゃ帰れないのが人の良い日本人。
でも絶対にコピルアックは買わない。コーヒーも買わない。
で、ココアを買った・・・ううぅぅ
僕がリゾート地が嫌いなのはこういうところだ。
観光化されてゆくことで地元の文化、風習、そして人柄までもが歪んでしまう。
しかし来たばかりでバリを嫌いにはなりたくないし、
ここは大人となって割り切って良いところを見つけるよう勤めようではないか??

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キンタマーニ高原へ [バリ島Ubud ショートステイ]

高原へ.jpg
せっかくバイクをレンタルしたのだから遠出をしなければもったいない。
というわけで一人バリ島一番の高原、キンタマーニへ向かうことに。
ウブドから1時間か1時間半走れば高原に着くという話だったので地図も無く方角だけを聞いて出発!
とはいえバイクといっても原付なのであまりスピードが出るわけではない。
途中気になるところがあれば停まりながらのんびり、ゆっくりと坂を登っていった。
顔をすりぬけてゆく風が次第に涼しくなってきた。おそらくはかなり標高があがってきている。
出発点のウブドが標高600mくらいだからもう1500mくらいには来ているのだろう。
1時間をゆうに経過した頃、突然車と人が多い地点へ到達。
ん??着いたのかな?なんだかついたような気がする・・・
とりあえずお茶でもしようかと一軒のレストランへ入った。
レストランへ.jpg
するとレストランの奥に広大な景観が広がっているではないか?
景色をカブリつこうと一番良い席を陣取りコーヒーを注文。
温かいコーヒーを流し込んで大きく深呼吸をしてから深くイスに腰掛けて景色に目を向けた。
コーヒーを飲む.jpg
そういえばいろんな国、いろんな局面でその地のコーヒーを飲んでいるから景色や出来事とコーヒーの記憶が一体になっている。
スマトラのイスラム寺院マスジッラヤ、チェコ、プラハのカラクリ天文時計。今でもその映像とコーヒーの味がリンクしている。
キンタマーニ高原の頂にあるバトゥール山とバトゥール湖は、
バリコーヒーというちょっとほろ苦いコーヒーとともにその美しい青い湖の景観が記憶された。





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