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魅惑のドリンクDULMANとは? [バリ島Ubud ショートステイ 2]

クラパ.ケベポ.jpg
何度も通った店に「KELAPA」というインドネシア料理のワルンがある。
炭焼き料理専門店なのでインドネシア定番料理の鳥の串焼き「サテ・アヤム」や焼魚の「イカン・バカール」が絶品。なかなかの店構えであるにもかかわらず良心的な価格でお気に入りの店の一つであった。
何回か訪れるうちに気が付いた。この店の脇を通って奥へ行くとこじんまりとしたカフェがひっそりと隠れるように営業していたのだ。
kamasan.long.jpg
この店は「KELAPA」が経営しているインドネシアコーヒーの専門店。
スマトラはアチェのガヨ、スラウェシのトラジャ、バリのキンタマーニと
インドネシア全土の主要なコーヒーが、ドリップとフレンチプレス、そしてサイフォンといった3種類の淹れ方をチョイスして飲めるというこだわりようだ。
kamasan.jpg
いつ行っても客は僕以外に1人のことが多く、だいたいは男性客で静かにコーヒーを飲んでいる。
やはり西洋人はフレンチプレスが多いが、僕はもちろんドッリプコーヒーだ。
常夏の国であるがここではホットコーヒーを存分に堪能した。
またまた良い店を見つけてしまったぞ。しかも隠れ家のような店。いや、隠れる必要など一つもないが・・・
しかし、メニューにあるモノを見つけた。その名も「DULMAN」という飲み物。
daluman.jpg
これは前にハーツ君に教えてもらったもので
「きっと気に入るから試してみて」と言われたもの。
ローカルなドリンクだそうで、なぜか値段がすこぶる安い。
お値段8500rp!日本円で70円ちょっとってな所か。
コーヒーが200円~250円くらいなので半分以下、いや1/3くらいの価格。
中身はというと、ベースはココナッツミルクで、sagoといわれるヤシから作ったタピオカ、
それとcincauと言うもの・・・
このcincauの正体が今ひとつわからないが、おそらくは緑色をしたゼリーだと思われる。
このゼリーもきっと何かの植物。あくまでも推測だけど・・・ハーツのお薦めだからそんな風に思ってしまうのか?
そして底にはパームシュガーが沈んでいる。
パームシュガーとはヤシから作られた砂糖だが黒糖から作った黒蜜のようなものである。
つまりこの「DULMAN」はとことん地元の素材を生かした飲み物ってワケだ。
dulman.up.jpg
ストローでズルズルっとすすった。
「おおっ?」
もう一度ズルズルっと行く。
「なかなかだねぇ」
幾種類もの素材が使われているので飲み進んでいくうちに味わいが変化してゆくのがなんとも楽しい。ココナッツミルクってのが意外とあっさりと淡白なのをいまさらながらに知った。これまではカレーとか加工したものを食していたので勝手にこってりした物だと思い込んでいた。パームシュガーはちょっとはまってしまうほど気に入った・・・。これは楽しくて美味い飲み物だぁ。
やっぱりあれだな、ローカルな飲み物ってのはその土地の気候に合っているのかもしれないなぁ。
気が付いたらほぼ毎日のようにここへ通いコーヒーではなく「DULMAN」を注文していた。またまたお気に入りが出来てしまった。エスチャンプルを毎日ブンクスしていたが、
今日はどっちだ?「エスチャンプル」か?「DULMAN」か?
そうか、両方っていう選択肢もあるなぁ・・・
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